5月の生活保護申請件数 去年同月比上回りことし初の増加に

ことし5月の生活保護の申請件数は全国でおよそ2万300件と去年の同じ月を10%余り上回り、ことしに入って初めて増加に転じました。

厚生労働省によりますと、ことし5月に生活保護が申請された件数は全国で2万353件で、去年の同じ月より1953件、率にして10.6%増えました。

生活保護の申請件数はことしに入って去年を下回る月が続いていましたが、5月は増加に転じました。

また、生活保護の受給を新たに始めたのは1万7039世帯で、去年の同じ月と比べて9.2%増えています。

厚生労働省は、申請件数が増加に転じた要因は現時点では明確ではないとしたうえで「新型コロナウイルスの影響が長引いており、経済や雇用の状況を注意して見ていく必要がある。生活に困っている人はためらわずに自治体の窓口へ相談してほしい」としています。