フィリピン沖で中国ロケットの残骸見つかる 重さ約100キロ

フィリピンの沿岸警備隊は、西部ミンドロ島の沖合で中国の打ち上げたロケットの残骸が2日に発見されたと発表しました。中国側は、ロケットの残骸について「大部分は大気圏突入の過程で燃え尽き、地上に被害が及ぶ可能性は極めて低い」としていましたが、見つかった残骸の重さはおよそ100キロでした。

フィリピンの沿岸警備隊によりますと2日、南シナ海に面する西部のミンドロ島の沖合でロケットの残骸らしきものを通りがかった漁師が発見したということです。

公開された当時の映像には、漁船のすぐ脇の洋上を板状の大きな金属片の物体が漂っている様子が確認できます。

残骸は重さがおよそ100キロあり、中国の国旗が描かれていたほか、漢字などが書かれていたということです。

中国は、先月24日に大型ロケット「長征5号B」を打ち上げており、フィリピン宇宙庁はこのロケットから切り離された保護カバーの一部だと確認したということです。

中国側は打ち上げ後、ロケットの残骸について「大部分は大気圏突入の過程で燃え尽き、地上に被害が及ぶ可能性は極めて低い」と発表していました。

フィリピン側によりますと、残骸が発見された沖合は漁が盛んなフィリピンのEEZ=排他的経済水域だということです。