山形県に大雨特別警報 命を守る行動を

気象庁は午後7時15分、山形県の米沢市、南陽市、高畠町、川西町、長井市、飯豊町に大雨の特別警報を発表しました。5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる情報で最大級の警戒が必要です。

山形県では数十年に一度のこれまで経験したことのないような大雨となっていて、浸水や土砂災害などによる重大な災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況です。

気象庁は、周囲の状況を確認し、避難場所までの移動が危険な場合には近くの頑丈な建物に移動したり、外に出るのがすでに危険な場合は建物の2階以上で崖や斜面と反対側の部屋に移動したりするなど、少しでも命が助かる可能性が高い行動を取るよう呼びかけています。

気象庁 午後8時15分から会見へ

山形県内に大雨特別警報が発表されたことについて気象庁は午後8時15分から会見を開き、今後の警戒点や大雨の見通しなどについて発表することにしています。

特別警報は去年8月以来

特別警報が発表されたのは、去年8月の前線による記録的な大雨で、佐賀県と長崎県、福岡県、それに広島県に発表されて以来です。

山形県 吉村知事「命を最優先に対応を」

山形県内に大雨の特別警報が発表されたことを受け、県は午後8時半から災害対策本部会議を開き、吉村知事は、県民の命を最優先に安全確保に万全を期すとともに被害情報の把握に努めるなど、早急な対応を指示しました。

県の災害対策本部会議には、本部長の吉村知事をはじめ、県の幹部や気象台、それに警察などの担当者が出席しました。

このなかで吉村知事は「県として最大級の警戒態勢を配備するため、災害対策本部を設置した。県民の命を最優先に、対策本部として迅速かつ適切な対応をとることができるよう確認したい」と述べました。

その後、気象台の担当者が今後の降水量の見込みなどを説明し、県の幹部が部署ごとに集めた被害の情報を報告しました。

そして吉村知事は、▽県民の命を最優先に避難などの安全確保に万全を期すことや、▽引き続き被害状況の把握に努めること、それに▽土砂崩れや浸水で孤立集落が発生している可能性があるため早急に対応するよう、指示を出ました。

県は市町村や関係機関とも連携して、さらに詳しい被害状況の把握を進めることにしています。