“荒川氾濫” 想定した合同救助訓練 警視庁など約80人が参加

大雨で荒川が氾濫したという想定で、川に流された人を水陸両用バスなどを使って救助する訓練が東京 江東区で行われました。

江東区豊洲で行われた訓練は、大雨で荒川が増水して氾濫し、人が流されたという想定で行われ、警視庁や水陸両用バスの運行事業者など、およそ80人が参加しました。

まず、観光用の水陸両用バスの乗務員が、川で溺れている数人を発見し、浮き輪を投げて引き上げて救助するとともに、警察に通報しました。
このあと、警視庁の救助艇なども、手分けして溺れている人を次々と岸に引き上げ、病院に搬送するまでの一連の流れを確認していました。

都内では、3年前の台風19号で多摩川や荒川で水位が上昇し、広い範囲に避難勧告が出されたほか、荒川・江戸川流域の5つの区では、およそ250万人が浸水が想定されるエリアに住んでいて、地域の防災意識をどう高めていくかが課題です。

深川警察署警備課の山下貴史係長は「大規模な水害では、民間の力を借りなければならない場面も出てくる可能性があり、緊急時の体制を整えていきたい」と話していました。