安倍元首相死去 弔旗掲揚に配慮要請の文書を通知 福岡市教委

安倍元総理大臣が演説中に銃で撃たれて亡くなったことを受け、福岡市教育委員会が市内の学校に対し、弔旗の掲揚について配慮を要請する文書を通知していたことが分かりました。
これに対し福岡市教職員組合は「教育と政治は分離すべきで問題だ」と申し入れたということです。

先月8日、奈良市で演説をしていた安倍元総理大臣が銃で撃たれて亡くなり、福岡市は市役所に記帳所を設けるとともに市内の公共施設に弔旗の掲揚について配慮するよう要請する通知を出しました。

これを受けて市教育委員会も、先月12日に市内すべての市立学校226校に対し、同じ文書を通知していたことが分かりました。

市教育委員会は、実際に何校が弔旗を掲揚したかは把握していないとしています。

これに対し、福岡市教職員組合は先月14日「教育と政治は分離すべきで今回の通知は問題だ」と申し入れたということです。

福岡市教育委員会は「強制ではなく、政治色があるものではない。市から通知が出たのでお知らせしたにすぎず、問題があったとは思っていない」としています。

一方、同様に記帳所を設けた福岡県と北九州市の教育委員会は、弔旗掲揚の要請は行っていないということです。