中国 台湾との輸出入 一部暫定停止を発表 米議長訪問で圧力か

中国政府は3日、台湾との貿易で天然の砂やかんきつ類など、一部の品目について輸出入を暫定的に停止すると相次いで発表しました。
中国政府はこうした措置についてアメリカのペロシ下院議長の台湾訪問との関係に言及していませんが、圧力の一環という見方が出ています。

このうち輸出については、建設などに使われる天然の砂の輸出を、法律に基づいて3日から暫定的に停止するとしています。

具体的な理由は明らかにしていません。

また、輸入については台湾産のかんきつ類と一部の冷凍の水産物について、去年以降、複数回、害虫が検出されたことやことし6月に包装から新型コロナウイルスが検出されたなどとして、3日から暫定的に停止するとしています。

このほか、複数の台湾メディアは1日夜、中国の税関当局が台湾企業100社あまりが扱う水産物や茶葉などの食品の輸入を書類の不備を理由に突然停止を決めたと伝えています。

中国政府はこうした措置についてアメリカのペロシ下院議長の台湾訪問との関係に言及していませんが、中国はこれまでも台湾産の果物や養殖魚の輸入を突然停止し、台湾側が「政治的な圧力だ」と反発した経緯もあり、今回も圧力の一環という見方が出ています。