ダルビッシュ 6回3失点で10勝目 5シーズンぶりのふた桁勝利

大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手が2日、ロッキーズ戦に先発し、2本のホームランを打たれましたが、6回を3失点にまとめ5シーズンぶりのふた桁勝利となる10勝目を挙げました。

ダルビッシュ投手は、本拠地のサンディエゴで行われたロッキーズとのダブルヘッダーの第1試合に今シーズン20試合目の先発登板しました。

1回は三者凡退と上々の立ち上がりでしたが2回、先頭打者にフォアボールを与え続く5番バッターに高めに入ったカットボールを捉えられ先制のツーランホームランを打たれました。

さらに、4回にはソロホームランで3対0とリードを広げられました。

このあと、フォアボールとヒットなどでノーアウト二塁三塁のピンチを招きますが三者連続三振で切り抜け、追加点は与えませんでした。

チームは4回に3点を入れて同点に追いつき、続く5回には1点を勝ち越し、ダルビッシュ投手は勝ち投手の権利を持って6回で降板しました。

打たれたヒットは6本、奪った三振は7つ、フォアボールは2つで3失点でした。

パドレスは試合後半に得点を重ねて13対5で勝って、ダルビッシュ投手は5シーズンぶりのふた桁勝利をマークして今シーズンの通算成績を10勝4敗としました。

ふた桁勝利達成5回 日本選手で3番目

ダルビッシュ投手が、シーズンふた桁勝利に到達するのはレンジャーズとドジャースでプレーして10勝をあげた2017年以来で、大リーグでは5回目です。

日本選手のふた桁勝利の達成回数では野茂英雄さんの7回が最多で、田中将大投手が6回で続き、ダルビッシュ投手の5回は黒田博樹さんと並んで日本選手で3番目となっています。

ダルビッシュ「自分の仕事は投げることだと集中」

ダルビッシュ投手は、チームがトレード期限当日に大型補強を成立させた中での登板となり「けっこう大きくチームが変わるというかクラブハウスもいつもより騒がしかったが、自分はなるべく気にしないようにしていた。自分の仕事はきょう投げることだとずっと言い聞かせて集中するようにしていた」と登板前の心境を明かしました。

4回にノーアウト二塁三塁のピンチを三者連続三振で切り抜けた場面については「投手コーチがマウンドに来て、『コントロールをしっかり』ということで『犠牲フライはいい』という気持ちだったが、いい感じでギアが上がった」と手応えを感じている様子でした。

また、パドレスがトレードでエンジェルスの大谷翔平選手の獲得に乗り出していたとアメリカのメディアが伝えていたことについては「チームのみんなから大谷くんのことをけっこう聞かれていた。でも、自分は大谷くんが来るということはなかなか考えられなかった」と話していました。