日野自動車 データ不正 出荷先で受注見合わせ 影響広がる

日野自動車が排ガスなどの不正なデータをおよそ20年にわたって国に提出していたことが明らかになりました。不正問題を受けて、エンジンの供給を受けていた建設機械メーカーが新規の受注を見合わせるなど影響が広がる事態となっています。

一連の不正問題で日野自動車は、特別調査委員会の調査結果を受けて2日会見を開き、排ガスなどの不正なデータを少なくとも2003年からおよそ20年にわたって国に提出していたことを明らかにしました。

会社は、対象となるおよそ2万台について追加のリコールを行うとしています。

不正が行われた日野自動車のエンジンは、ほかの建設機械メーカーにも出荷されていたため、影響が広がる事態となっています。

このうち「コベルコ建機」は、油圧ショベルやクレーンなどおよそ20機種について新規の受注を取りやめました。

「日立建機」も対象のエンジンを搭載した建設機械の新規の受注を取りやめています。

小木曽聡社長は会見で出荷の再開の時期については見通しが立っていないと説明しました。

一連の不正問題をめぐっては、日野自動車の取り引き先の部品メーカーや販売会社への影響が続いていましたが、長期化すれば、さらに影響が広がることも予想されます。