沖縄県玉城知事 沖縄振興予算に3000億円台要求を 沖縄北方相に

沖縄県の玉城知事は、西銘沖縄・北方担当大臣と会談し、来年度予算案の概算要求で、沖縄振興予算として3000億円台を要求するよう求めました。

沖縄県の玉城知事は2日午後、内閣府を訪れて西銘沖縄・北方担当大臣と会談し、来年度 令和5年度予算案の概算要求などについて要望を伝えました。

この中で玉城知事は、今年度の当初予算で10年ぶりに3000億円を下回った沖縄振興予算について、3000億円台を要求することなどを求めました。

また、来年度の税制改正にあたって、新型コロナの影響を受けている観光産業を早期に回復させるため、沖縄県内の空港を発着する航空路線について、航空機に積み込む燃料に課税する「航空機燃料税」を全国の半額にする軽減措置を3年間延長することを求めました。

これに対し、西銘大臣は「沖縄振興予算は、振興策の推進に向け必要な検討を進めていきたい。税制については、沖縄の経済振興や県民生活の安定に寄与していると理解している。要望をしっかり受け止め、精査しながら取り組みたい」と応じました。