高松高裁 裁判官4人 コロナ感染 民事裁判など16件期日取り消し

高松高等裁判所の裁判官4人が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、裁判所は予定されていた民事裁判など16件の期日を取り消しました。

高松高等裁判所によりますと、高松高裁の民事部に所属する裁判官4人が先月29日に新型コロナに感染したことが確認されたということです。

このため、先月29日から今月5日までに予定されていた民事裁判など、16件の期日を取り消したということです。

高松高裁によりますと、4人の感染経路は明らかではないということですが、このうち1人の裁判官が先月26日にけん怠感を感じていたものの、そのまま出勤を続けていたということです。

また、翌日には今回の4人で、市内の飲食店で昼食をとっていたということです。

高松高等裁判所の一原友彦事務局長は「基本的な感染防止対策がとられていない部分があったことについて大変遺憾だ。職員に対して感染拡大防止を徹底するよう指導していきたい」とコメントしています。