自動通訳アプリにウクライナ語追加 日本への避難民を支援

ウクライナから日本に避難している人を支援しようと、国の研究所が開発した無料の自動通訳アプリにウクライナ語の通訳機能が追加されました。

国の情報通信研究機構が開発した自動通訳アプリ「ボイストラ」はAI=人工知能が音声を識別し、30の言語に対応できます。

ウクライナから日本に避難してきた人を支援しようと、2日から、このアプリにウクライナ語の通訳機能が追加されました。

このアプリは無料でダウンロードできるということで、研究機構を所管する総務省は、避難してきた人たちや自治体に周知し、役立ててもらいたいとしています。

金子総務大臣は記者会見で「ウクライナ人の方々をコミュニケーション面で支援するため、買い物や公共交通機関での利用も十分可能だ。積極的に周知するとともに、翻訳の精度をさらに向上させたい」と述べました。