中国 “ネット利用者の管理強化”新指針施行 党大会前に統制か

中国政府は、インターネット利用者の管理を強化する新たな指針を1日から施行しました。習近平国家主席が党トップとして異例の3期目入りを目指す共産党大会を控える中、インターネットの規制をさらに強化し、国民への統制を強めたいねらいがあるとみられます。

中国政府でインターネットの管理を行う「国家インターネット情報弁公室」は、インターネット利用者の管理を強化する新たな指針を1日から施行しました。

指針では、サービスを提供する事業者に対して利用者が実名で登録していない場合は、一切サービスを提供してはならないとしているほか、アカウントの登録情報が事実と異なるなど法律に違反した場合は、閉鎖や新たなアカウントの作成を禁止し、当局に報告するよう求めています。

中国では、これまでもインターネットの利用に関する法律や規制がつくられ、政府にとって不都合な内容がSNSに投稿されると、削除されたりアカウントが閉鎖されたりする事態が相次いでいました。

中国政府としては、習近平国家主席が党トップとして異例の3期目入りを目指す共産党大会を控える中、インターネットの規制をさらに強化し、国民への統制を強めたいねらいがあるとみられます。