8月も続く食料品値上げ 原材料価格高騰や円安で

原材料やエネルギーの価格の高騰に加え、急激な円安で海外からの調達コストが一段と上昇する中、暮らしに身近な食料品などの値上げが8月も続きます。

このうち家庭用のパスタや、うどんなどの乾麺について、製粉大手の日清製粉ウェルナ、ニップン、それに昭和産業の3社は、1日の納品分から、希望小売価格を引き上げます。
引き上げ幅は▽日清製粉ウェルナがおよそ2%から8%、▽ニップンがパスタソースも含めおよそ3%から8%、▽昭和産業がおよそ3%から7%で、輸入小麦の値上がりや物流費の上昇などが要因だとしています。

冷凍食品

コロナ禍で需要が拡大している家庭用の冷凍食品も値上がりします。
▽日本水産は大半の商品でおよそ6%から20%、▽ニチレイフーズが一部の商品でおよそ8%から20%、▽マルハニチロが大半の商品でおよそ5%から28%、それぞれ1日の納品分から出荷価格を引き上げます。

世界的な食料需要の増加で原材料価格が高騰し急激な円安で海外からの調達コストが一段と上昇したためなどとしていて、一部の商品では、ことし2回目の値上げとなるものもあるということです。

カレールー

また、大手食品メーカーのハウス食品は家庭用のカレーのルーやレトルトの商品など、合わせておよそ180品目で、今月15日の納品分からおよそ5%から10%、値上げします。

主力商品のカレーの値上げはおよそ7年ぶりとなります。

コンビニ

さらに、コンビニエンスストア大手でも▽ローソンが2日から店頭で入れるコーヒーの一部の商品を値上げします。

税込みで1杯100円だったSサイズのコーヒーは2014年の発売以来初めての値上げとなり、110円に引き上げられます。
また▽ファミリーマートは今月23日から、主力商品のフライドチキンを、およそ6年ぶりに値上げし、今の税込み180円から、198円に引き上げます。

9月以降も…

そして、9月以降も▽乳業大手がチーズやマーガリンなどの値上げや実質値上げを行うほか、▽ビール系飲料や、▽ペットボトル入り飲料などで大手各社が相次いで値上げを決めています。

食料品以外でも、主なタイヤメーカー各社が9月以降、タイヤの出荷価格を引き上げることを決めていて、身近なモノの相次ぐ値上がりで家計の負担が一段と重くなりそうです。