米 南部ケンタッキー州で大規模な洪水 25人死亡 被害拡大懸念

アメリカ南部ケンタッキー州で大規模な洪水が発生し、これまでに子ども4人を含む25人の死亡が確認されました。
地元の州知事は犠牲者はさらに増えるおそれがあるとしていて、被害の拡大が懸念されます。

今月27日から大雨に見舞われたアメリカ南部のケンタッキー州では、川の水があふれるなどして大規模な洪水が発生し、住宅や道路などが押し流されました。

上空から撮影された映像では、住宅地の広い範囲が茶色く濁った水に覆われ、かろうじて屋根だけが確認できる建物も多くあります。

ケンタッキー州のベシア知事は30日、これまでに子ども4人を含む25人の死亡が確認されたと明らかにしたうえで「まだ緊急事態にあり、われわれは捜索と救助活動を行っている。犠牲者の数はさらに増えるだろう」と述べ、まだ多くの人の行方がわかっていないとして被害がさらに拡大するという見通しを示しました。

CNNによりますと、亡くなった4人の子どもはきょうだいで、自宅が浸水したため屋根にのぼって避難していましたが水に流されてしまったということです。

バイデン大統領は29日、ケンタッキー州について大規模災害に当たると宣言し、政府に対し被災地の復旧や復興のための支援を行うよう指示しました。