サンマ漁獲量 ことしも低水準の見通し 国の研究機関が公表

不漁が続いているサンマのことしの漁獲量は、過去最低となった去年を上回るものの、引き続き低い水準になるとの見通しを国の研究機関がまとめました。

国の研究機関「水産研究・教育機構」は今月までに実施した調査をもとに、本格的に漁が行われる8月から12月までの時期に北海道から三陸沖にかけての漁場に来るサンマの量の見通しを公表しました。

それによりますと、このエリアにくるサンマは去年より多くなるとしていますが、依然として低い水準になると予想しています。

サンマが三陸沖に南下する時期は例年より1か月ほど遅く10月下旬ごろになる見込みだということで、漁場は沖合が中心となるということです。

研究機関では、こうした分析を踏まえ、ことしのサンマの漁獲量については過去最低となった去年の1万9500トンをやや上回るものの不漁の状況は依然として続くとしています。

また、スーパーなどに並ぶサンマには小ぶりなものが多くなりそうだとしています。

サンマの資源量は、海洋環境の変化に加え、各国の漁獲の影響も受けることから、水産庁は国際会議などで資源管理の強化を引き続き呼びかけることにしています。