北海道の特産品販売会社 大幅割引”偽装”し販売で措置命令

北海道の特産品などを販売している札幌市の会社が、販売の実績がない通常価格と比較して、大幅に割引しているかのように販売価格を表示していたなどとして、消費者庁は会社に対して、再発防止などを命じる措置命令を行いました。

措置命令を受けたのは、札幌市で食料品などの卸売りや小売などを行っている「北海道産地直送センター」です。

消費者庁によりますと、この会社は、ことし1月までのおよそ3か月の間、自社のウェブサイトで販売していた「味付け焼きたらこ600g」について、「通常価格:¥4000税込」と書かれた文字の下に「販売価格:¥1480税込」と表記して、通常よりも安い価格で販売するかのように表示していたということです。

しかし、消費者庁が調べたところ、ウェブサイト上では、表示されていた通常価格での販売実績はなく、合わせて34の食品で同様の表示を確認したということです。

また、テレビの情報番組の中でも販売担当者が、北海道の味覚9品のセットについて「通常1万600円相当の品ですが、今回は35%オフの6980円で販売します」などと伝えていましたが、実際には通常価格の販売実績はなかったということです。

このため消費者庁は、こうした行為が消費者を誤認させる、景品表示法違反にあたるとして、会社に対して再発防止などを命じる措置命令を行いました。

北海道産地直送センターは「大変反省しております。消費者、関係各者などに多大なる迷惑をおかけしたことを大変申し訳なくおわび申し上げます。措置命令を真摯に受け止め再発防止に努めてまいります」とコメントしています。