「北海へそ祭り」3年ぶり有観客開催 踊り楽しむ 北海道 富良野

おなかに人の顔の絵を描いた人たちが踊りながら町を練り歩く、北海道富良野市の夏祭り「北海へそ祭り」が28日夜、3年ぶりに観客を入れて開かれ、市民や観光客がユーモラスな踊りを楽しみました。

「北海へそ祭り」は、富良野市が北海道のほぼ真ん中、人で言うと「へそ」の位置にあることにちなんで始まった恒例の夏祭りです。

新型コロナの影響でおととしから2年連続でオンラインでの開催でしたが、ことしは3年ぶりに会場に観客を入れて開かれました。

祭り初日の28日夜は、おなかに「図腹」と呼ばれる、人の顔の絵を描いたおよそ400人が踊りながら町を練り歩きました。

踊り手は、音楽に合わせおなかをくねらせて顔の絵の表情を変えます。

そのユーモラスな踊りに沿道の市民や観光客は拍手を送ったり、写真を撮ったりしていました。

踊りに参加した20代の男性は「3年ぶりのお祭りということでみんな気合いを入れて踊っていました。久しぶりに見た祭りの景色に感動しました」と話していました。

「北海へそ祭り」は29日まで開かれ、午後7時ごろから踊りが披露されます。