KDDIから報告書受け 金子総務相「大変遺憾 再発防止に万全を」

今月はじめの大規模な通信障害で、KDDIから報告書を受け取った金子総務大臣は「長時間にわたり利用困難になったことは大変遺憾だ」と述べ、会社に対し再発防止に万全を期すよう求めました。

KDDIは今月2日に発生した通信障害について、61時間以上にわたって音声通話やデータ通信が利用しづらくなり、全国で延べ3091万人以上が影響を受けたなどとする報告書を28日総務省に提出しました。

これについて金子総務大臣は29日の閣議後の記者会見で「国民の日常生活や社会経済活動に必要不可欠な携帯電話サービスが2日以上もの長時間にわたり利用困難になったことは、改めて大変遺憾だ。会社には再発防止に万全を期してもらいたい」と述べました。

また、今後通信障害が起きた場合に備えてほかの会社のネットワークを利用できる「ローミング」の導入について、金子大臣は「緊急通報が長時間利用できなくなる事態が生じないよう、事業者間のローミングの実現も重要な課題の一つであると認識している。一方、実現には具体的な機能や運用ルールの在り方などクリアすべき課題もある」と述べ、総務省として速やかに検討を進めていく考えを示しました。