【動画】戦火のなか子どもたちに教育を ウクライナ教育起業家

「プーチンに教育は奪えない」。ウクライナの教育起業家、ゾーヤ・リトビンさん(36)は、ロシアによる侵攻が続く中でもウクライナの子どもたちが教育を受け続けられるよう、国際社会に支援を訴えています。
(動画は5分48秒です。データ放送ではご覧になれません)。

ウクライナ全体では、これまでに2000以上の教育施設がロシア軍の爆撃などで破壊されています。

リトビンさんの学校に通っていた子どもたちの多くも国外に避難、学校を閉めざるを得なくなりました。

子どもたちが、避難していてもウクライナの教育を受けられないか、リトビンさんはオンラインでの授業に力を入れることにしました。

もともとコロナ禍で行っていた取り組みをさらに充実。

国などと協力し、どこにいてもウクライナ語や歴史など学年ごとに必要な授業に無料でアクセス出来るよう仕組みを整えたのです。

いまリトビンさんはキーウに戻り、9月の新学期から対面での授業も再開しようと準備しています。

懸念が残るのは子どもたちの安全。

そのため地下のシェルターを、教室に作り替えています。

戦火の中、子どもたちへの教育を続けることがウクライナの未来につながると信じています。