岸田首相 新型コロナ対応で全国都道府県議会議長会に協力要請

新型コロナの感染急拡大が続く中、岸田総理大臣は全国都道府県議会議長会の会長らと懇談し、病床を最大限稼働させることやワクチン接種の促進などに協力を求めました。

岸田総理大臣は28日午前、総理大臣官邸で、全国都道府県議会議長会の会長を務める秋田県議会の柴田議長らと懇談しました。

この中で岸田総理大臣は新型コロナ対策をめぐり「感染が全国的に拡大しており、最大限の警戒が必要な状況だ。都道府県の皆様と力を合わせ、社会経済活動と感染拡大防止の両立を維持していく考えだ」と述べました。

そのうえで、病床を最大限稼働させることや検査体制の拡充、それに60歳以上の人などへの4回目のワクチン接種や、若い世代への3回目接種の促進に協力を求めました。

これに対し柴田会長は「感染拡大に最大限警戒しつつ、社会経済活動を平時に戻していくため、国と提携してワクチン接種の促進や、病床の確保に取り組まなければならないと考えている」と応じました。