“1000人規模の起業家 米シリコンバレー派遣へ” 経済産業相

アメリカを訪れている萩生田経済産業大臣は、27日、革新的なビジネスを生み出すスタートアップ企業が集まるシリコンバレーの大学や企業を視察し、今後5年間で1000人規模の日本の起業家を派遣し、競争力の強化につなげる方針を表明しました。

萩生田経済産業大臣は27日、スタートアップ企業が多く集まることで有名な、カリフォルニア州のシリコンバレーを訪れました。

はじめに多くの起業家を輩出するスタンフォード大学の研究施設を訪れ、大学が学生と製薬会社などをつなぎ合わせ、新薬の開発などに取り組む現状について説明を受けました。

2006年にこの取り組みが始まってから、すでに50以上のスタートアップ企業が生み出されていて、アメリカ経済の競争力の源泉の1つとなっています。

こうしたことから萩生田大臣は視察後、日本の起業家や企業の新規事業担当者をシリコンバレーに派遣する支援策を大幅に拡充し、2027年までの5年間にこれまでの10倍の1000人規模を派遣する方針を表明しました。

この支援策は、シリコンバレーで現地の企業経営者や投資家などとみずからのビジネスプランについて意見交換を重ねることなどで起業家の育成を目指すもので、日本経済の競争力強化につなげたい考えです。

視察のあと萩生田大臣は「1000人規模の起業家がシリコンバレーのダイナミズムを持ち帰ってくれば、日本のスタートアップの景色も一変するはずだ」と話していました。