首相秘書官が新型コロナ感染確認 首相は濃厚接触者にあたらず

内閣官房は、岸田総理大臣の秘書官の1人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。執務中はマスクを着用していたため、岸田総理大臣は濃厚接触者にはあたらないとしています。

新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、宇波総理大臣秘書官です。

内閣官房によりますと、宇波秘書官は、27日朝、発熱とせきの症状を訴え、PCR検査を受けたところ、夕方、陽性が確認され、現在は自宅で療養しているということです。

宇波秘書官は、執務中はマスクを着用していたため、岸田総理大臣は濃厚接触者にはあたらないとしています。

また、政府府関係者によりますと、宇波秘書官は、25日、体調不良を訴え、官邸内で検査をしたところ陰性だったため、その日の夜、別の総理大臣秘書官1人と会食をしたということです。

その秘書官は、現在自宅で待機していて、28日、検査で陰性が確認されれば出勤する予定だということです。

宇波秘書官の業務は、必要に応じてほかの秘書官が代行するということです。