臨時国会 8月3日召集 与党は会期3日間 野党は十分な会期確保を

参議院選挙を受けて、新しい参議院議長などを選出する臨時国会は、来月3日に召集されることになりました。一方、与党側が会期を3日間としたいと提案したのに対し、野党側は、安倍元総理大臣の「国葬」などについて議論する必要があるとして十分な会期を確保するよう求めました。

26日に開かれた衆参両院の議院運営委員会の理事会には、新型コロナに感染した松野官房長官に代わり、木原官房副長官と磯崎官房副長官がそれぞれ出席し、先の参議院選挙を受けて、新しい参議院の議長や副議長を選出する臨時国会を、来月3日に召集する方針を伝えました。

これを受けて与党側が、会期を来月5日までの3日間としたいと提案したのに対し、野党側は、来月3日の召集には応じるものの、物価高騰対策や新型コロナ対策、それに安倍元総理大臣の「国葬」などについて議論する必要があるとして、十分な会期を確保するよう求め、引き続き協議することになりました。

一方、これに先立って、自民党の高木国会対策委員長は、立憲民主党の馬淵国会対策委員長と会談し、安倍氏の追悼演説を来月5日の衆議院本会議で行いたいと提案したのに対し、馬淵氏は「国葬」をめぐる政府の説明を先に行うべきだと主張しました。

安倍氏の追悼演説をめぐって、自民党は、遺族の意向も踏まえ、経済再生担当大臣などとして安倍政権を支えた甘利前幹事長が行う方向で調整を進めています。

立民 西村幹事長「追悼演説は他党議員が行うのが慣例 再考を」

立憲民主党の西村幹事長は記者団に対し「国会での追悼演説は、ほかの党の議員が行うのが慣例となっており、通常であれば、野党第一党である立憲民主党から演説者が出るはずだ。甘利氏が行えば、慣例を大きく逸脱し、自民党のための追悼演説となってしまうので、再考してもらわなければならない」と述べました。