鬼怒川水害訴訟で賠償命令「主張認められず大変残念」国交相

7年前の豪雨による鬼怒川の氾濫で浸水被害が出た茨城県常総市の住民などが国を訴えた裁判で河川を管理していた国に賠償を命じる判決が出たことについて、斉藤国土交通大臣は「国の主張が認められなかったことについて大変残念に思っている。関係機関と協議のうえで適切に対処していきたい」と述べました。

7年前の「関東・東北豪雨」で氾濫した鬼怒川の河川管理などをめぐり、浸水被害が出た住民などが国に賠償を求めた裁判で、水戸地方裁判所は今月22日、国の河川管理に問題があったと認め、原告の一部に賠償するよう命じる判決を言い渡しました。

これについて斉藤国土交通大臣は26日の記者会見で、控訴など今後の裁判への対応を問われたのに対し、「今後の取り扱いについては判決内容を慎重に精査し、関係機関と協議のうえで適切に対処していきたい」と述べるにとどまりました。

また、今回の判決を受けた今後の河川整備への影響については、「国の主張が認められなかったことについて大変残念に思っているが、関係機関とも協議したうえで今後の対応を検討するとともに引き続き適切に河川整備を進めていきたい」と述べました。