福島 双葉町の一部 8月30日に避難指示解除を正式決定

政府は、東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、すべての住民の避難が続く福島県双葉町の帰還困難区域の一部について、来月30日に避難指示を解除することを正式に決めました。

政府は26日午前、原子力災害対策本部を持ち回りの形式で行い、福島県双葉町の帰還困難区域の一部について、来月30日に避難指示を解除することを正式に決めました。

福島第一原発が立地する双葉町は、原発事故のあと、町の全域に避難指示が出され、今もすべての住民の避難が続いています。

政府はJR双葉駅周辺の555ヘクタールを、住民が生活できる「特定復興再生拠点区域」に認定して除染などを行い、今回、避難指示を解除することにしました。

帰還困難区域で住民が帰還できるようになるのは、福島県葛尾村と大熊町に続いて3例目となります。

西銘復興相「本格的な復興に向けた大きな一歩」

西銘復興大臣は閣議のあとの記者会見で「避難指示解除に合わせて町の役場機能も再開することとされており、本格的な復興に向けた大きな一歩だと認識している。復興庁としても双葉町の復興を引き続きしっかりと支援していきたい」と述べました。

萩生田経産相「復興に向けたスタート」

福島県双葉町の帰還困難区域の一部について、政府が来月30日に避難指示の解除を正式に決めたことについて、萩生田経済産業大臣は26日の閣議のあとの会見で、「双葉町で初めて住民の帰還・居住を実現するものであり、復興に向けた大きな第一歩と認識している。避難指示解除はゴールではなく復興に向けたスタートだ。引き続き安心して帰還できる環境整備に取り組んでいきたい」と述べました。