桜島噴火 気象庁会見「火口から3キロ以内 噴石に厳重警戒を」

桜島の噴火警戒レベルを5に引き上げたことを受けて、気象庁は24日午後10時50分から記者会見を開きました。

火口からおおむね3キロ以内の居住地域 大きな噴石に厳重警戒

この中で、気象庁の中辻剛火山監視課長は「桜島の噴火では、弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口からおよそ2.5キロまで達した。桜島の火山活動は非常に活発化している。火口からおおむね3キロ以内の居住地域、鹿児島市の有村町と古里町の一部では大きな噴石に厳重な警戒が必要だ。地元自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らないでほしい」と述べました。

そのうえで「山体が膨張する方向の地殻変動は今回の桜島の噴火で解消されておらず、膨張している状態は続いているので、今後どうなっていくか、監視をしていきたい。ただ、観測されている地殻変動は噴火警戒レベルで『4』や『5』の基準の10分1程度の小さい膨張であり、1914年の大正噴火のような大規模な噴火は想定していない」と述べました。

そして、付近の住民に対し「夜の時間帯であり、火山灰などが降っている可能性もあるため、足元に注意しながら自治体の情報に従って避難行動をとってほしい。また、頑丈な建物の中で就寝するようにしてほしい」と呼びかけていました。