社会

コロナ感染急拡大 発熱外来は日曜日も混雑 診療所外で待つ人も

新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、日曜日は休診となる医療機関も多いことから診療を行う都内のクリニックには症状を訴える人などが次々に訪れ、対応に追われていました。
土曜日と日曜日も発熱外来での診察を行っている東京 港区のクリニックには、感染の急拡大にともなって土日に訪れる人が急増しています。

24日も午前10時の診療開始前から症状を訴える人などが次々と訪れ、診療開始から15分ほどで待合室が埋まり、外で体調がすぐれない様子で診察を待つ人もいました。

熱が出たため母親とともに訪れた男の子は検査の結果、感染が確認され、発熱のほか、のどの痛みや頭痛などの症状を訴えていました。

母親は、医師に対し、「子どもが夜に『お母さんあつい』と言ったのではかったら39度4分の熱がありました。私も感染してしまったら子どもの世話が難しくなるので心配です」と話していました。
虎ノ門中村クリニックの中村康宏院長は「土日に診療しているところが少ないこともあって、土日は多くの人が来ています。神奈川や埼玉などから来る人もいるほどです。かなり限界に来つつあり、スタッフの手が本当に足らない状態です」と話していました。

感染急拡大の中、土曜日や日曜日は休診となる医療機関も多いことから、岸田総理大臣は22日、日本医師会に休日も診療を受け付ける発熱外来を増やすことなどの協力を求めたほか、東京都も23日の診療分から休日の診療実績に応じて医療機関に協力金を支給するなど対応の強化を図っています。

最新の主要ニュース7本

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

特集

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

News Up

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

スペシャルコンテンツ

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

ソーシャルランキング

一覧

この2時間のツイートが多い記事です

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

アクセスランキング

一覧

この24時間に多く読まれている記事です

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。