国交省主催の講座 講師全員が男性 国交相「適切ではなかった」

国土交通省が主催する公務員向けのオンライン講座で25人の講師の全員が男性だったことに対し、男女間の平等の観点から批判の声が相次ぎました。これについて斉藤国土交通大臣は適切ではなかったとして、女性講師の追加を検討する考えを示しました。

国土交通省は今月19日、街づくりの部署に所属する地方自治体の職員などを対象にしたオンライン講座への参加者をツイッターなどで募集しました。

ところが、講師を務める25人の全員が男性だったため、インターネット上では「豊かな街づくりに女性は必要ないのか?」とか、「男の目線だけで作られる都市なんてまっぴらごめんだ」といった、男女間の平等の観点から批判の声が相次ぎました。

これについて斉藤大臣は22日、閣議のあとの記者会見で、街づくりなどの政策には多様な視点が大事だとしたうえで、「講師に女性が含まれていなかったことは適切ではなかったと考えている」と述べ、女性講師の追加を検討する考えを示しました。

世界各国の男女間の平等を調べた世界経済フォーラムの調査で、日本は調査対象の146か国中116位となるなど、男女間の格差の解消が課題となっています。