サル痘 WHO「緊急事態」か検討 数日以内に宣言判断へ

欧米などを中心に報告が相次ぐ「サル痘」についてWHO=世界保健機関は21日、専門家による緊急の委員会を招集し「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たるか検討しました。
委員会での検討結果を踏まえ、今後テドロス事務局長が緊急事態を宣言するかどうか数日以内に判断を示すとしています。

欧米などでは「サル痘」の報告が相次いでいて、WHOのテドロス事務局長は今月20日の記者会見で、ことしに入って確認された感染者は70を超える国と地域で1万4000人近くにのぼると明らかにしました。

こうした事態を受けてWHOは21日、各国の専門家による緊急の委員会を招集し、最新の状況などをふまえて今回の感染の広がりが「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たるか検討しました。

WHOは先月23日にも緊急の委員会を招集し、委員会は緊急事態には当たらないと判断しましたが、「サル痘」が定着していない国や地域でこれほど感染が広がるのは異例で、さらに情報を収集したうえで結論を再検討する必要があるかどうか判断すべきだと助言していました。

WHOは今回の委員会での検討結果を踏まえ、今後テドロス事務局長が緊急事態を宣言するかどうか数日以内に判断を示すとしています。

緊急事態の宣言は、現在は新型コロナウイルスとポリオの感染拡大で出されています。