何者?ミャクミャクの正体に迫る

登場するたびに物議をかもしている、大阪・関西万博のシンボル。

最初はロゴマーク、次にキャラクター、そして愛称の命名でも。

いったい、どんな存在なのか。
“渦中”のキャラクターに迫りました。

(大阪放送局 万博取材班)

7月18日、2025年の大阪・関西万博まで1000日となった節目の日。
万博の公式キャラクターの愛称が、岸田総理大臣や博覧会協会の十倉会長などが出席した記念イベントで発表されました。

裏返された手持ちのパネルに書かれていたのは…
「ミャクミャク」という愛称でした。
3万3000点を超える応募の中から選ばれたものでした。
愛称には「脈々」と歴史や伝統を引き継ぐなどの思いが込められています。

かわいい? こわい? SNSでは反応さまざま

この愛称は、SNS上でさまざまな反応を引き起こしています。
「かわいい」との意見がある一方
「めちゃくちゃこわい」「ミャクミャクに追いかけられる夢をみた」などの投稿も。

さらに、ミャクミャクに「様」の敬称を付けて盛り上がり、妖怪や妖精に模した自作のイラストを投稿する人が出てくるなど、今も話題が尽きていません。

賛否両論は最初から

実は、このような反応は今に始まったことではありません。
おととし8月、5894作品の中から万博の公式ロゴマークが発表されました。
万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」の「いのち」から「細胞」を連想し作られたデザイン。
「かわいい」という声の一方「気持ち悪い」という声も上がりました。
そして、ことし3月。1898作品の中から選ばれた公式キャラクターが発表された時も。
赤いロゴマークと水の都 大阪から連想した青。青い部分は水のようにいろいろな形に変化でき、多様性が表現されています。
これも「インパクトがある」の一方で「子どもが泣きそう」などの反応が起こりました。

三度にわたる物議 そして大阪局のスタジオに

そして今回の「ミャクミャク」という愛称の発表。
ミャクミャクは三度にわたり物議をかもし続けています。
かわいいと思われたりこわがられたり、本当はどういう生き物なのか。

7月20日、大阪放送局のニュース番組に生出演することになりました。

報道フロアに登場

午後5時ごろ、大阪放送局に姿を現すと、フロアがざわつきました。
実際に目の当たりにすると、口の部分が常に笑っていて、思いのほか親しみやすい印象です。
スタジオに入るときはドアに引っかからないよう横向きに。
午後6時14分、生出演のコーナーがスタート。
キャスターが注目したのは後ろ姿。
実はしっぽの部分にも赤い「細胞」があしらわれています。
話せない代わりに大きなリアクションでコミュニケーション。
ミャクミャクの名前を「ちゃんと覚えていない」という街の人の声には、天を仰ぎ悲しみを表現していました。
自分のことを知ってほしいと、プロフィールが書かれたパネルをみずからカメラの前にセット。
出生地:関西のどこかにある小さな湧水地
性格:人懐っこいが、おっちょこちょいでよくポカをする
特技:色々な形に姿を変えられること、雨上がりに虹を見つけること
好きなこと:あらゆる生き物や物事と触れ合うこと

ミャクミャクについての基礎知識を教えてくれました。
色々な形に変化できるということですが、人に言われて変わるのではなく自分がなりたい姿になるということです。
4分50秒の生出演。コミカルな動きやリアクションで楽しませてくれたミャクミャク。気づけばキャスターも満面の笑みとなっていました。
キャスターはミャクミャクの印象をこう語っていました。
(左)牛田茉友キャスター
「想像を裏切るほどのかわいさでした」
(右)二宮直輝キャスター
「いろんな角度から見つめられた気がしてドキドキしましたが、ミャクミャクのこれからの活躍に目が離せなくなりました」

万博まで997日 これからのミャクミャクに注目

万博まで残り997日(2022年7月21日時点)。本番に向けた準備が進んでいく中で「ミャクミャク」が、日本で、世界でどう受け止められていくのかにも注目です。