外国人旅行者 12万人余 3か月連続10万人超 観光目的は252人

6月、日本を訪れた外国人旅行者は12万人余りと3か月連続で10万人を超えました。外国人観光客の受け入れは6月から再開されていて、観光庁は観光目的での入国者はさらに増えるとみています。

日本政府観光局によりますと、6月日本を訪れた外国人旅行者は推計で12万400人でした。

10万人を超えたのは3か月連続です。

新型コロナの影響で受け入れが停止されていた技能実習生や留学生の入国が去年の同じ時期と比べて増えたことが主な要因です。

国別では、ベトナムが2万2900人で最も多く、次いで中国が1万4700人、韓国が1万1200人となっています。

外国人観光客の受け入れは6月10日から再開されていますが、観光庁によりますとビザの手続きに時間がかかることなどから、6月末までに観光目的で入国した人は252人にとどまっています。

今月1日以降の観光目的での入国を申請している人は1万4000人余りだということで、観光庁は今後入国者はさらに増えるとみています。