新型コロナ 18日まで1週間 クラスターなど1214件 前週約1.7倍

新型コロナウイルスの感染で、18日までの1週間に全国で確認されたクラスターなどの数は1214件で、前の週のおよそ1.7倍に増加したことが厚生労働省のまとめで分かりました。

厚生労働省は毎週、報道などをもとに、自治体がクラスターと認定した事例や2人以上が感染した事例をまとめています。

それによりますと、18日までの1週間に全国で確認されたクラスターなどは合わせて1214件で、前の週から517件、率にして74%増えました。

クラスターなどの数は先月下旬以降3週連続で増加していて、ことし3月上旬に記録した過去最多の1263件に迫っています。

施設別で最も多かったのが、
▽「学校・教育施設など」で前の週より205件増えて409件と過去最多で、
次いで
▽「高齢者福祉施設」が144件増えて296件、
▽「医療機関」が69件増えて156件、
▽保育所などの「児童福祉施設」が43件増えて152件でした。

このほか、
▽「企業など」が102件、
▽「障害者福祉施設」が35件、
▽「飲食店」が29件、
▽「運動施設など」が22件などとなっています。