ワクチン接種証明書 8月からコンビニで交付へ 厚生労働省

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、厚生労働省は来月からワクチンの接種証明書を全国のコンビニエンスストアで交付を始めることを決めました。

新型コロナワクチンの接種証明書は去年7月から全国で導入され、自治体によって書面や携帯電話のアプリでの提示が飲食店の利用やイベントの参加、宿泊補助を受ける際などの条件とされてきました。

ただ、書面での取得は自治体の窓口に出向くか、郵送で申し込みをするなどの必要があったため、厚生労働省はコンビニエンスストアの端末から交付できるよう整備を進めていました。

その結果、今月26日から北海道などの一部のコンビニエンスストアで交付を始め、来月中旬からは全国のセブンイレブンの店舗で交付できるようにする方針です。

取得にはマイナンバーカードが必要で、料金は1通120円、交付時間は日曜祝日を含めて午前6時半から午後11時となっています。

また、海外で使う接種証明書も一度、自治体の窓口で手続きを取れば、2回目以降はコンビニエンスストアで取得できるということです。

厚生労働省は今後、ほかの会社の店舗でも交付できるよう整備を進める方針です。