巨人 2軍と3軍の選手など17人が新型コロナに感染確認

プロ野球 巨人は2軍と3軍の選手11人とコーチなど6人の合わせて17人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。また、症状が出ている選手と接触した可能性があるとして、抑えの大勢投手など2人の選手を新型コロナウイルスの特例で1軍の出場選手登録から抹消しました。

球団によりますと、18日午後、2軍と3軍の選手とスタッフ、合わせて7人が発熱やけん怠感を訴えたため、19日朝、2軍と3軍の選手や監督、それに接触があった1軍のスタッフの合わせて163人にPCR検査を行ったということです。

その結果、選手11人と、2軍のコーチ2人、スタッフ4人の合わせて17人の感染が確認されました。

感染が確認されたのは、昨シーズンチームトップの11勝をあげた高橋優貴投手や、今シーズン21試合に登板している畠世周投手、プロ3年目の山瀬慎之助選手などが含まれています。

症状が出ているのは山瀬選手を含む選手5人とファームスタッフ2人の合わせて7人です。

このため、20日の川崎市で予定されていた巨人とロッテの2軍の試合は中止となりました。

また、ルーキーで抑えを務め両リーグトップの25セーブをマークしている大勢投手と、中継ぎの菊地大稀投手が症状が出ている選手と寮で接触した可能性もあるとして、新型コロナウイルス特例で1軍の出場選手登録から抹消されPCR検査を受けることにしています。