来週以降厳しい暑さ戻る 8月は猛暑日増加も 気象庁3か月予報

先週から“梅雨末期”のような気圧配置が続き、各地で大雨となっていますが、気象庁によりますと、来週以降、日本付近は再び高気圧に覆われて厳しい暑さが戻り、向こう3か月は全国的に気温が高くなると予想されています。
気象庁は改めて熱中症への対策を心がけるよう呼びかけています。

ことしは各地で記録的に早い梅雨明けとなったものの、先週から今週にかけて前線が日本付近にかかりやすく“梅雨末期”のような気圧配置が続き、19日も各地で大雨となっています。

その要因について気象庁は、先週後半ごろから日本付近を流れる偏西風が南に大きく蛇行して上空に寒気が流れ込みやすかったことや、日本の南側にある高気圧との気温の差が大きくなって前線の活動が活発になり、雨雲が発達しやすくなったと説明しています。

そのうえで来週以降、日本付近は再び高気圧に覆われやすくなる見込みだとしています。

また、気象庁が19日に発表した向こう3か月の予報では、南米沖の海面水温が低くなる「ラニーニャ現象」が秋にかけて続き、太平洋高気圧が西への張り出しを強める見通しです。

3か月の平均気温は、東日本と西日本、沖縄・奄美で平年より高く、北日本では平年並みか高いと予想されています。

向こう3か月の降水量は、8月と9月は全国的にほぼ平年並みとなる見込みで、10月は前線や気圧の谷などにより湿った空気の影響を受けやすく、東日本と西日本のいずれも太平洋側と、沖縄・奄美では平年並みか多いと予想されています。

気象庁異常気象情報センターの※ウメ田貴郁所長は「暖かい空気に覆われて全国的に高温傾向になるのが特徴で、特に8月は期間を通じて猛暑日の日数が増える可能性もある。大雨への備えとともに、熱中症への対応を引き続きお願いしたい」と呼びかけています。

※ウメは「楳」の右下の木がホ