東京都 新型コロナ 新たに1万1018人感染確認 8日連続で1万人超

東京都内の19日の感染確認は1万1018人で、前の週の火曜日から493人減りました。
都内で感染確認が1万人を超えるのは8日連続です。

東京都は19日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の1万1018人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の火曜日より493人減りました。

都内で感染確認が1万人を超えるのは8日連続です。

19日までの7日間平均は1万6146.0人で、前の週の180.6%でした。

19日に確認された1万1018人を年代別に見ると、20代が最も多く、全体の19%に当たる2092人でした。

65歳以上の高齢者は909人で全体の8.3%でした。

また人工呼吸器か、ECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は18日より4人増え、19人でした。

死亡が確認された人の発表はありませんでした。

都内の病床使用率 40%超える

感染拡大に伴って東京都内では、新型コロナの患者用の病床使用率が上昇していて、19日の速報値で40%を超え、40.5%になりました。
今月1日時点では18.9%だった病床使用率は、上昇が続きました。

その後、病床を2000床増やしておよそ7000床に拡充したことで、いったんは下がりましたが、感染の急拡大で再び上昇した形です。

都内の病床使用率は、第6波で最も高かった時は60%近くまで上昇しました。

一方、オミクロン株の特性を踏まえた重症患者用の病床使用率は、ピーク時には36.3%だったのに対して、19日時点の速報値で11.2%です。