ウクライナ大統領夫人が訪米 米国務長官らと会談 支援を訴える

ウクライナのゼレンスキー大統領の妻、オレーナ氏がアメリカを訪れ、ブリンケン国務長官らと会談し、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナへの支援を訴えました。

オレーナ氏は18日、首都ワシントンでブリンケン国務長官と会談しました。

国務省の発表によりますと、会談ではウクライナへの支援をめぐって意見が交わされ、ブリンケン長官は、ロシアが民間人の殺害を続けていると厳しく非難しました。

そのうえでブリンケン長官は被害を受けた市民に対して、オレーナ氏が主導して行っているメンタルヘルス対策などを含め、ウクライナへの支援を続けていくと強調したということです。

また、同じ日、オレーナ氏は対外支援などを行っている、国務省傘下のUSAID=アメリカ国際開発庁のパワー長官とも会談を行い、人道支援などについて意見を交わしました。

ホワイトハウスなどによりますと、オレーナ氏は滞在中、ジル・バイデン大統領夫人と会談するほか、20日にはアメリカの連邦議会で演説を行うことになっていて、改めてアメリカ、そして国際社会にウクライナへの支援を訴えるものと見られます。