沖縄県 新型コロナ 新たに2055人感染確認

沖縄県は19日、新たに2055人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
前の日が平日だった先週の火曜日に比べて1381人少なくなっています。

県内で感染が確認されたのは29万9988人になりました。

石垣島に看護師3人を派遣 医療提供体制が危機的な状況

石垣島では新型コロナの感染が急拡大して医療提供体制が危機的な状況となっているため、沖縄県は19日、沖縄本島から看護師3人を派遣しました。

沖縄県石垣市では感染が急拡大し、新規の感染者が今月12日に327人と過去最多を更新し、その後も連日200人あまりの感染者が確認されています。

こうしたなか、石垣島で最大規模の病院、県立八重山病院では現在、コロナ専用の病床が満床となっているほか、医師や看護師を含めた職員のうちおよそ1割にあたる56人が感染したり、濃厚接触者になったりして出勤できていないということです。

島内での医療提供体制が危機的な状況となっていることから、沖縄県は19日、沖縄本島から看護師3人を派遣しました。

病院によりますと、3人はそれぞれ今週から来週にかけて業務に従事するということです。

県立八重山病院崎の篠崎裕子院長は「現在入院している患者さんを守るためにも今回の派遣をありがたく思うが、県内の感染の状況を見るとほかの地域も同様に厳しくなってきている。感染拡大を防止するためにもなおいっそう対策を徹底してほしい」とコメントしています。