ヨーロッパで記録的な暑さ続く 市民生活への影響広がる

ヨーロッパでは18日も各地で記録的な暑さが続き、山火事や交通機関の乱れなど市民生活への影響が広がっています。

フランス 各地で観測史上最も暑く

フランスでは、18日、首都パリで最高気温が39度を超えたほか、西部では軒並み40度を超え、海岸沿いのビスカロスでは42.6度となるなど、各地で観測史上最も暑くなりました。

イギリスの空港 暑さで滑走路の表面が損傷

イギリスでも各地で最高気温が35度を超え、ロンドン近郊のルートン空港では暑さで滑走路の表面が損傷し、点検のため運航を一時取りやめたほか、線路にも異常が見つかって一部区間で運休や速度制限が行われました。

学校は多くが冷房を備えておらず、下校時間を早めたり休校にしたりと対応に追われ、市民生活に影響が広がっています。

また、南部ファンボローで開かれた航空ショーの会場では、高温に注意するようアナウンスで呼びかけが行われ、スーツ姿で木陰に座り込む人たちの姿も見られました。

スペインなどで山火事相次ぐ

この暑さで、フランスのほかスペインやポルトガルなど各地で山火事が相次いで発生して、炎が住宅の近くにも迫り、多くの人たちが避難所に身を寄せています。

18日にスペインのカスティージャ・イ・レオン州タバラで撮影された映像には、山火事の炎が住宅のすぐ近くまで迫っている様子が写っています。
また、近くのサモラでは、列車が山火事の炎に囲まれて動けなくなった様子を乗客が車内から撮影し、火が一気に燃え広がったことがうかがえます。

スペイン国内では、山火事から逃れて多くの人が避難し、このうちバルセロナ近郊の避難所に身を寄せた人たちは、不安な表情を浮かべながらも互いに励まし合っていました。

19日 ヨーロッパ各地でさらに気温上昇の見通し

19日はヨーロッパ各地でさらに気温が上昇する見通しで、各国の気象当局が暑さへの対策を呼びかけています。