伊勢神宮にぎわう 三重 伊勢

新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、3連休2日目となった17日、三重県伊勢市の伊勢神宮周辺では地元の観光関係者から「感染対策をしっかり続けたうえでにぎわいを維持したい」という声が聞かれました。

3連休2日目の17日、伊勢神宮の内宮周辺では午前中から家族連れなど多くの参拝者の姿が見られました。

新型コロナウイルスの感染の再拡大で、三重県内でも先週、一日の新規感染者数が過去最多を更新していますが、周辺の土産物店や飲食店の人によりますと、人出は大きくは減っておらず、感染拡大の影響は感じられないということです。

土産物店などが並ぶ「おはらい町」の雑貨屋の20代の男性は「暑くなってきて開放的な気持ちになると思う。せっかく来てもらっているし、感染対策をしっかり続けたうえで、ある程度にぎわいを維持したい」と話していました。

また、干物屋の50代の男性は「人通りは多く、感染拡大を気にしすぎているという様子ではない。行動制限は出さないでほしいし感染対策を今までどおり行っていきたい」と話していました。

徳島県から家族で観光に訪れた20代と30代の姉妹は「もうそろそろ旅行したいなと本当に久々に来ました。人が密集した場所は避けて出かけようと思います」と話していました。