ろうそくの明かりでびょうぶ絵鑑賞 3年ぶり絵金祭り 高知 香南

幕末の土佐藩で活躍した絵師 金蔵、通称「絵金」のびょうぶ絵を鑑賞する高知県香南市の「絵金祭り」が、16日夜、3年ぶりに開かれました。

「絵金祭り」は、幕末から明治初期に活躍した絵師「絵金」のびょうぶ絵を、香南市赤岡町の商店街の軒先に並べて年に一度、ろうそくの明かりで観賞する祭りですが、新型コロナの影響で2年連続で中止となっていました。

16日夜は、入場を事前予約した1000人に制限したうえで3年ぶりに開催され、びょうぶ絵18点が展示されました。

学問の神様、菅原道真の半生を描く歌舞伎を題材にした作品は、道真の子どもの身代わりに殺されたわが子の首を父親が目にする名場面が描かれ、悲しみを悟られないよう気丈にふるまう男の表情が表現されています。

会場は地元の人や観光客でにぎわい、ろうそくの明かりで幻想的に浮かび上がったびょうぶ絵を写真に撮って楽しんでいました。

家族で訪れた母親は「やっと見られると思って楽しみにしていました。びょうぶ絵も祭りの雰囲気も魅力的です」と話していました。

実行委員会の浜田義隆会長は「開催できてうれしい。祭りを通じて町を活性化させたい」と話していました。

絵金祭りは、17日夜も開かれます。