国際

ウクライナ 市民の犠牲増加 ロシア軍は東部で反撃受け苦戦か

ウクライナでは各地でロシア軍によるミサイル攻撃などが相次ぎ、15日にも少なくとも11人が死亡し、連日、市民の犠牲が増え続けています。一方で、ロシア軍は部隊を集中させている東部でウクライナ軍の激しい反撃を受け、苦戦を強いられているものと見られます。
ロイター通信などによりますと、ウクライナ東部のドニプロでは15日、ロシア軍のミサイルが工業施設と隣接する通りに着弾し、通りがかった路線バスの運転手など3人が死亡、10人以上がけがをしました。

また、東部ドネツク州でもロシア側の砲撃により各地で8人が死亡し、ロイター通信は、15日だけでも合わせて少なくとも11人が犠牲になったと伝えています。

前日の14日には西部のビンニツァ州へのミサイル攻撃で、子ども3人を含む23人が死亡していて、連日、市民の犠牲が増え続けています。

一連の攻撃について、ロシアのショイグ国防相は、ウクライナ側の攻撃からロシア側の市民を守るためのものだとして、作戦の強化を指示したということで、国内外に攻撃の正当性をアピールするねらいがあるものと見られます。

一方で、ロシア軍は部隊を集中させている東部で、ウクライナ側の激しい反撃を受け、苦戦を強いられているものと見られます。

戦況を分析しているイギリス国防省は16日、「ロシアは部隊を進軍させていると主張しているが、実際の攻撃の規模や範囲は縮小している」とする一方、ウクライナ軍については「ロシア軍を前に戦力を集中させ撃退に成功している」と指摘しています。

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