首相 日本医師会会長と面会 ワクチン4回目接種など協力で一致

新型コロナの感染が再拡大する中、岸田総理大臣は総理大臣官邸で日本医師会の松本会長と面会し、ワクチンの4回目接種などに協力して取り組んでいくことで一致しました。

6月に行われた日本医師会の会長選挙で選出された松本吉郎会長は15日午前、総理大臣官邸を訪れて、就任後、初めて岸田総理大臣と面会しました。

面会では、新型コロナの感染が再拡大する中、現在60歳以上の人などに行っているワクチンの4回目接種の対象範囲を医療従事者や高齢者施設のスタッフなどにも拡大する政府の方針などについて意見を交わし、協力して取り組んでいくことで一致しました。

面会のあと、松本会長は記者団に対し「医療現場からも、行政の首長からも要望があったことなので、岸田総理大臣には『非常に感謝する』という話をした。新執行部になり、政府のコロナ対策などに協力して頑張っていく」と述べました。

また、日本医師会と政府・与党との関係については「ふだんからのおつきあいの中で意見交換をしっかり行い、お互いの立場からの話をして協議したうえで、協調して歩んでいきたい」と述べました。