米議会上院 安倍元首相の功績たたえる決議案提出 採択の見通し

安倍元総理大臣の死去を受けてアメリカ議会上院の議員が安倍氏の功績をたたえる決議案を提出しました。

上院の7割近い議員が共同提案者となっていて、超党派の賛成で採択される見通しです。

この決議案を提出したのは前の駐日大使を務めた共和党のハガティ上院議員で、これに上院の7割近くにおよぶ68人の議員が共同提案者として名を連ねています。

決議案は安倍元総理大臣について「一流の政治家であり、世界における民主主義の不断の擁護者だった」とし「日本の政治、経済、社会に加え世界の繁栄と安全のために消し去ることができない功績を残した」とたたえています。

そして安倍氏は「自由で開かれたインド太平洋」という2つの大洋をつなぎ合わせるビジョンを打ち出すとともに、アメリカ、日本、オーストラリア、インドの4か国からなる協力の枠組み「クアッド」を推進したと指摘しています。

また、北朝鮮による拉致問題の解決のためにたゆみない努力を続けたとしています。

そのうえで、決議案は「日米両国がこの先、何十年にもわたってパートナーとして歩んでいくための礎を築いた偉大なる友人であり盟友が、暗殺によって失われた」とし、安倍氏の功績を記憶にとどめると結んでいます。

決議案は超党派の賛成で近く採択される見通しです。