関西電力 電力需給安定化に向け 大型蓄電所建設を発表 和歌山

電力需給の安定化につなげるため、関西電力は一般家庭およそ1万3000世帯が一日に使う量に相当する電力をためることができる蓄電所を和歌山県に建設すると発表しました。

発表によりますと、蓄電所は太陽光発電の事業を行っているオリックスと共同で、和歌山県紀の川市にある関西電力送配電の紀の川変電所の構内に80億円をかけて建設するということです。

蓄電できる電力は一般家庭およそ1万3000世帯が一日に使う量に相当する113メガワットアワーで、昼に太陽光発電が発電した電気をため、ひっ迫した時に供給できるようにすることで、電力需給の安定化と太陽光発電のさらなる普及につなげたいとしています。

関西電力が蓄電所事業に参入するのは初めてで、再来年4月から運用を始め将来的には事業の拡大も検討するとしています。

関西電力ソリューション本部の桑野理副本部長は「脱炭素社会の達成に向けて再生可能エネルギーの導入が進む一方で、発電量の変動が課題になっている。電力の吸収や放電が可能な蓄電池を通して課題の解決につなげたい」と話していました。