JR貨物 通信障害発生時 他の通信会社に切り替える仕組み整備へ

JR貨物は、今月上旬に起きたKDDIの大規模な通信障害で、自社が手がける物流ビジネスに影響が出たことから、障害が発生した際にほかの通信会社に切り替える仕組みをできるだけ早く整備する考えを明らかにしました。

JR貨物は、KDDIの大規模な通信障害の影響でコンテナの荷物の積み降ろしを管理するシステムが使えなくなり、この結果、貨物列車での輸送に最大で10時間の遅れが出ました。

これについて、JR貨物の犬飼新社長は13日の会見で、「お客様がトラック輸送に切り替えるなど、貨物での荷物の発送を取りやめる動きも起きた」と述べ、ビジネスに影響が出ていることを明らかにしました。

そのうえで、障害が発生した際にほかの通信会社に切り替える仕組みをできるだけ早く整備する考えを示しました。

一方、KDDIへの対応について、犬飼社長は「損害額は大きくならない見通しなので今のところ補償を求めることは考えていない」と述べました。