阪神 大山悠輔が1軍出場登録抹消 コロナ感染者の濃厚接触者で

プロ野球 阪神で中軸を打ち、ここまでリーグ2位の打点をマークしている大山悠輔選手が新型コロナウイルスの感染者の濃厚接触者になったことを受け、13日、1軍の出場選手登録を抹消されました。

球団によりますと、大山選手は近親者に新型コロナウイルスの感染が確認されたことを受け、濃厚接触者となったため、13日、特例で1軍の出場選手登録を抹消されました。

特例によって大山選手は復帰が可能になれば、通常の10日間を待たずに再び登録されることができます。

大山選手は、長打力を持ち味に今シーズンも中軸を任され、ここまでリーグ2位の63打点、ホームランはリーグ3位の19本をマークしていて、特に先月はホームラン10本を打つなど調子を上げていました。

また、今月行われるオールスターゲームでも監督推薦で初めて選出されることが決まっていました。

阪神はチーム打率がセ・リーグで最も悪く、けがのため2軍で調整していたマルテ選手を13日昇格させて打線の活性化を図ろうとしていましたが、今度は大山選手が離脱することになりました。

試合前に取材に応じた井上一樹ヘッドコーチは、「先月は絶好調だっただけに期待していたし、いなくなるのは大きな痛手だ。ただ、嘆いていてもしかたがないし、全員でカバーしていく」と話していました。