「大阪モデル」通天閣を黄色くライトアップ 感染拡大“警戒”

大阪府が、新型コロナウイルスの感染状況などを伝える独自の基準、「大阪モデル」を「警戒」を示す「黄色」に引き上げたことを受けて、12日夜、大阪のシンボル、通天閣が黄色くライトアップされました。

大阪府内では、新型コロナの新たな感染者が前の週の同じ曜日と比べて2倍以上になる日が続き、大阪府は11日、「大阪モデル」を「警戒解除」の「緑色」から「警戒」を示す「黄色」に引き上げました。

これに合わせて、大阪 浪速区の通天閣が、12日夜7時から黄色くライトアップされました。

「大阪モデル」が黄色になるのはことし5月22日以来で、大阪府は、府民に感染対策の徹底を呼びかけるとともに、高齢者施設での面会の自粛を要請しています。

大阪 松原市の40代の女性は「子どもがいるので心配です。夏休みも外出を控えるなど、対策をとろうと思います」と話していました。

北区の30代の女性は「飲食店で働いていて、客足が落ちることも自分が感染することも不安です」と話していました。

通天閣のライトアップは12日から今月18日にかけて、午後7時から午後10時まで行われる予定です。