【解説】市民の犠牲 ウクライナにも責任か 国連報告書の内容は

ウクライナでは一般市民が戦闘に巻き込まれて犠牲となるケースが後を絶ちません。国連からはロシア軍を非難する声が一段と高まる一方で、一部ではウクライナ側にも責任があった可能性が指摘されています。

国連のバチェレ人権高等弁務官は7月5日「市民の犠牲者の多さと民間インフラ破壊の深刻さで、ロシア軍が国際人道法を守っていない重大な懸念が引き続き存在する」としたうえで「それに比べるとかなり少ないがウクライナ軍も国際人道法を守らなかった可能性がある」と述べました。

それに先立つ6月下旬、国連人権高等弁務官事務所は「ロシアによる軍事侵攻に伴うウクライナの人権状況」と題する報告書を発表しました。

その中では3月に東部ルハンシク州の介護施設で、ウクライナ軍がとったある行動が具体例としてあげられています。

その内容とは。

国際報道2022の油井秀樹キャスターの解説です。

(動画は3分10秒です。データ放送ではご覧になれません)。