安倍元首相銃撃 警備の検証委員会設置を指示 国家公安委員長

安倍元総理大臣が演説中に銃で撃たれて死亡した事件を受けて、二之湯国家公安委員長は12日の閣議後の記者会見で、当時の警備の問題点などを検証するための委員会を立ち上げるよう、警察庁に指示したことを明らかにしました。

今月8日、奈良市で演説をしていた安倍元総理大臣が背後から銃で撃たれて死亡し、警察は、奈良市に住む無職の山上徹也容疑者(41)を逮捕して、殺人の疑いで捜査しています。

この事件について、二之湯国家公安委員長は12日の閣議後の記者会見で「事件を非常に重く受け止めている。警察庁からは、このような重大な結果を招いたことを踏まえれば、今回の警護・警備には問題があったと認識しているという報告を受けた」と述べました。

そのうえで、当時の警備の問題点などを検証するための委員会を立ち上げるよう、警察庁に指示したことを明らかにしました。

また、12日、臨時の国家公安委員会を開いて警察庁から当時の警備態勢などについて報告を受けるということです。

二之湯国家公安委員長は「このような重大な事案が二度と起きないようしっかりとした検証を行い、警護・警備の強化に向けた見直しを図るよう指示していきたい」と述べました。